2014/03/29

こんばんは。お元気ですか。
おれは正直、睡眠の質が悪くてどうもって感じですね。
「OAK SILKMOTH e.p.」のマスタリングエンジニアを
須田洸という音楽をやっている須田洸さんに携わってもらっています。
ソングライターであり技術者である人から歌詞の内容やらを吟味しながら、
作られていくっていうのはなんだか面白いものがありますね。ええ。


今月最後の更新となりそうです。群馬の渋川やら熊本にいってたりでなかなかPCに
ありつけず更新が毎週出来なかったのは申し訳ないです。


ということで、2曲レビューをします。


■白い朝(Silk Daybrake.)



アコギの主旋律と、テープレコーダーで録音したような
緩いギターが絡み合う一曲。自分で言うのもなんだけどさ、繊細な曲だと思います。
自分の中の60,70年代のフェイバリットアルバムを
上手く昇華するべく、色々とレコーディングは練りましたね...
実は、アコギと言いましたが、あれはフェンダーのムスタングというギターと
BOSSのグラフィックイコライザーでアコギ風の音に近づけて録音しました。
アコギを持ってなかったんですね。
ソロはバリバリとギターが鳴っていて気持ちいいですね。
歌詞の内容は 
きっとあったであろうけど、もう希薄になってしまっていて、手に取れない
幻想で生きるのならば、目の前にあるものはあなたにとって生ゴミだよ。
そして自身もしかり。
それについて考える覚悟はないんでしょう?ないならどうします?といったことを
言いたかったんでしょうかね。

■まっさらであること(into the mist.)



ミニマルに絡み合うギターとベースとぶっ壊れて浮遊するようなファズギター
2バースからはアナログシンセと聴き間違えるようなフレーズが唐突に現れる。
ビートは冷淡になり続ける。といった感じ。
「そこへ投げ出しておいたまま 遠くの方へいけるのかと」
の通り、去年の個人的な出来事がそのまま脳内のキャッシュのように残っていたので
これを今になって歌うとなると非常に生々しい気持ちになりました。怖いくらい。
毎日、サンマルクに行って、帰る。を繰り返している間に作られました。恐ろしい。
本来なら寝て忘れていくであろう脳内のキャッシュ。
君も僕も感傷も何も出てきていないのに辛いのはなんでだろうな....汗
い、良い曲だと思うんだけどな....



4/5のワンマンライブが楽しみです。

それでは。








2014/03/10

どうも。こんばんは。

前回のあらすじ〜
FILMREELは4月にミニアルバム「OAK SILKMOTH.e.p」というものを
出す予定でいます。
その中に入るであろう楽曲を毎週サウンドクラウドに
あげていくということをしています。

■今週の曲は「Urban Cycle.」



誰にみられてるとかそういう意識も無いって言ったら嘘になりますが
とりあえず、ここに楽曲の解説をしていくということをしようと思う。

「Urban Cycle.」
2013年の4月あたりに出来た曲だと思います。都庁やら立ち並ぶビル等を見て
「あ、もう一生この中で社食を食べたりすることはないんだろうな」
と感じたときが去年の春頃にあって、それで思いついた感じですね。
これまた今までに無い方向の安っぽい、うわついた音になっているとおもいます。
メインリフはオクターブファズをトーンを絞ったもの。エレピっぽい音にしたかった。
わざとらしいファンクっぽさを出したく、ワウギターを投入。
歌詞についてはどうしようもなさを主に追求していると思います。
とことんシラフというか。そっけない。
「こなれた手つきでほうりだして なれのはてになりはて」と言ってるように、
ああ、まあ、成れの果てがこれなんだなあ、残念だなあという気持ちを...
感傷的になるほど普段ずっと詩的に生きれないもので、循環している人々の渦の中へ
、強いて言えばおのおのの都合の中で適当にやりくりしていくしかないなあってことを
言ってるはずです。
君とか僕とかが切ないから夕日が透明感で水槽の中で猫やら花やらがどうのこうの、
とかは無いです。そういうの期待してたらすみません。

それではまた来週。


2014/03/05

どうもどうも。

■FILMREELは4月にミニアルバムとなるであろう「OAK SILK MOTH e.p.」というものを
出す予定でいます。流通先を探している最中である。

■今月3月はその「OAK SILKMOTH e.p.」の中に収録されるであろう曲を
ラフミックスしたものを毎週月曜前後にサウンドクラウドにアップロードしていきます。
それで、

■4月5日にはミニアルバムのリリースパーティを兼ねたFILMREELのワンマンショーが
溝ノ口12bunchにて催されると思います。詳細はまた近日追って。
グッズなどの展開もされていくと思うので、目敏い人は、買ってくれると嬉しいな。

■今週の曲は「Talking About Anyway.」

ツイッター(@filmreel_quartz)でほざいていることをそのまま此処でくっちゃべっても
仕方が無いので、曲の紹介を毎週ここでしていってみようと思う。

「Talking About Anyway.」
近年のFILMREELらしさ(らしさって具体的に言われるとあれだが)を出しつつ、
なんだか少し変わった落ち着きのある曲になっているなあと自分の中では思う。
イントロのベースの和音と、メロウな残響の効いたギターのリフ。2小節展開。クラブビート。
いつラップが入ってもおかしく無いような、ロックバンドの曲作りとは少し異なる感じを
出していきたかったです。リミックスも出来そうな感じを。
歌詞については、これまた言及する場所が一切無かったんですが
この曲については「投げ出されたときを返して」の通り、ここ数年一体何に、誰に
やっきになってたり、執着していたんだろうと、
ぽかーんとすることが多く、とにかく、何か埋め合わせるような言葉
記憶などを欲しているという内容を作ったつもりです。
世界とか、その中の君だとか、凄く心地のいい規模の大きいことを考え続けているけど、
あなたのことは特に見向きもされない、というか、なんというか。
諦めの念というか。だから、埃塗れていても、
必要とされようがなかろうが、みっともなくやるしかないんですね。っていう。

..うん、よし、当たり障り無い..ぞ。

という感じで、今月はよろしくね。


それではまた。