一人で酒をあおり、飲む
そんな空間(だから散文を許してとでも言いたげな顔をしながら)
おれが美術の大学へ進学したのも、
地道ながら音楽が好きで、やるのを続けようと思っていたのも
空想で美意識そのもののきみを愛していたいと思っていたのも
全部意味が亡くなくしていくのはとても堪えられない
意味や言葉を求めていたおれが大バカだったのかもしれないが
現に目の前には一見幸せそうな風景が広がっていても
絶望しか無いよ
だからおれには音楽や芸術がある
そこにとりこまれたきみがいる
だから生きれている、病院で砂をかき混ぜながら箱庭を作らずにすんでる
あれから何年もたったけど
誰にも話したことなんか無い
どうか、変わらずに
おやすみなさい
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