2018/11/29

こんばんは。村井です。

FILMREELの新しいシングル「他愛もないトワイライト」が
Apple Music,Spotify,LINE MUSICとかで配信されましたね。
き、聴いてくれただろか..

そして、11/14に新代田FEVERにて行われた
「他愛もないトワイライト」リリース記念ライブ。
沢山のご来場本当にありがとうございました。
共演の突然少年、YAOAY(笹口騒音),John Natsuki(Tempalay)、
グッズのふあんちゃんの中の人にも盛大に感謝。
異色な1日になり、我々のバンドのグルーヴがより一層勢いを増していて
本当に楽しかった。なんか、悔いって絶対残るんだけど、この日は本当にご馳走のように
楽しい一日だった。
これからもっと、色々なところに呼ばれるようになりたいね。
大阪も仙台も一人でもお客さんのいるところに行きたいとそう思う夜でした。

シングルと称して「他愛もないトワイライト」は3曲とも強力なキャッチーな曲が続く
3曲ともカップリング無し、シングルっていう名目で考えて作ってた。


自分のブログなので3曲解説してみようかなと思う...
アポーミュージックなど導入してる方々は聴きながらぜひ読んでくだされ..

1.「他愛もないトワイライト」
「ため息だけが、月曜日に留まり」な歌詞ではじまる通り、平坦で憂鬱で、
つつがなくただただ磨耗するように続いてる日々について歌った曲です。
ニューオーダーのセレモニーみたいなイントロで、
ブルーマンデーな曲作りたいと思ってました。きっとこういう思いしている人々はいるの
だろうなと思ってた。本当に好きだった人って本当に好きだったのか?
などと、過ぎたことに対してゲシュタルト崩壊を起こしている状態など、曲に合っている
気もする。こじらせた関係は治ることもなく、むしろ生々しく残ってるものだなって。
こじらせた事に対して真摯に向き合うことも出来なく、時は続き、戻る事なくまっすぐ生きなければならないっていうのを考えて作ってました。

2.「ターコイズ」


MVも制作しました。あの、大変気に入っているMVです。ぜひ見てください...
この曲はよくMCでも言ってたんだけど、映画を作るように歌詞を作りたいなと思って
着手していたと思います。本当の恋人同士ではなく、
お互い何処に住んでいてどういう仕事をしているのか わからないまま、
割り切って付き合っている二人。 けれど、自分の心のモヤを打ち明けられる仲として
の二人。レズっぽいのを作りたかったわけじゃなく 
あくまで中性的で、どちらかが男性、どちらかが女性、 どっちとも取れる作品に
なればいいなと思ってた。いつかは別れなくては、
本当の恋人と向き合わなくてはいけない関係だからこそ いつも会う場所で見つけても、
気付かない振りをして すれ違ってしまうというラストシーンにしました。
ソロとアウトロのミサワのギターの音、おもちゃみたいな音で
レコーディングでは爆笑してたんだけど完成すると本当泣ける音になってるよね。
最高だなって思いました。

3.「振り出しに戻る」
久々に攻撃的な内容を持った歌詞で曲を作りたいなと思って書きました。
なんていうか、完全に私怨です。振り回されて、また振り出しに戻った、簡潔にいうとそんな内容。妖しい煙のようなバンドのグルーヴ感が漂っていて気に入っている。
誰だって振り出しに戻ることは解せないし途方にくれることだと思う。
あと、「食傷気味の完成された感性で、欺いてしまえば」
「食傷気味のメロディ鳴らして くたばってしまうまで」っていうのは
音楽を作るおれ自身のことでもあり、昨今の流行りの音楽をやってる人たち、
それを闇雲にもてはやす人達をぼーっとみながら
適当に、こうお洒落に、こうあざとく音楽やればウケるんでしょーっていう
感覚に陥っている時の話です。


と、3曲はアルバムのように濃い内容になっているので是非まだ聴いてない方は聴いてくだされ...


それではまた。




2018/09/04

こんばんは村井です。
今年に入ってからの更新です、2010年代も
もう直ぐ終わるし平成も来年で終わるらしいですね。
夏の終わりから、9月に入り自分の誕生日までが毎年恒例なのか、
なんだか、そわそわしてしまう。けど、部屋で久々にゴロゴロしてる。

相変わらず酒をひたすら飲んでは起きる生活を送ってます。

FILMREELは新譜のレコーディング、ミックス、MV撮影など、当初の予定と大きく
ずれ込んでいるけれど頑張っている。近々いろいろアナウンスします。
絶対面白くなると思う。とにかく自分たちで準備するの大変。当たり前だけど。

最近くみ始めた6人編成のデンドロビウムスというバンドは、
FILMREELの最初やっていたヒリヒリする暗さや冷たさを
もっと違う解釈で、いろんなジャンルの畑の人がアレンジ加わったバンドなので、
きっと面白いと思う。ツインドラムの迫力もなかなか普段味わえ無いと思う。
ライブ観に来てください。

東京に引っ越してからはとにかく終電でダッシュすることがなくなって
安心している...住みやすい街に住んでよかった。

27歳のロック伝説的なものって誰が決めたんだろうね。
以前私はこの歳になったら自害することだけど念頭に生きてた
クソ恥ずかしい時期があるんですが
考えてみればおれは全く王道なロックをやってるわけでもないし、27歳で死んだ奴らも
別に27歳で死のうと思って死んだわけでもないから意図として死ぬのは
おかしいんじゃないって普通、最初に気付くよね。
だけど、著名人や憧れの人達と連なりたいあるいは、そこで自分が本物か偽物か、
才能のある人間か凡庸か、を判断したかったのかもしれないな。
なかなか受け入れられないよなー。自分の凡庸さって。

あ、11月10,11日の秋のデザインフェスタギャラリーで雑貨を出店するという
新機軸なこともやります。同級生の荒秋くんのふあんちゃんと共に...笑
これはどうなるのやら...いろんなひとが観に来てほしいな。


それではまた。