2011/09/08

熱は引いて、だいぶ腫れも引いてきた。点滴と抗生物質漬けが効いたのかな。
一生治らないかと思った。
今はぼんやりと天井を眺めている。病み上がりのスロウ感。

そんな中、色々な、様々な話をしたと思う。
僕が鈍っていったこと。
おれがおれとして、だんだんと機能しなくなっていくこと。
薄々と、薄々と感づいていつつも、やはり無視出来ない
カタルシスの減少という現象。安定という恐怖。に対しての空回り、
浮き彫りにされた焦り。身動きをとろうともせず、鈍っていく。
怒りも、憂いも、悲しみも、恍惚も無くなって
だんだんと、穏やかになっていく。
だんたんと口を無くしていく。何も言いたい事が浮かばなくなっていく。

心の枯渇が。
心の枯渇がやってくる。

水ばかり飲んでいた。

叫びたいくらいに怖いことだ。
サイッテーだ。クソが。
ただの技術を演じるようになる瞬間を、何も感じなくなってしまうのは
最低だ。
ああ。うんざりするよ。
総てを、机にある積み上げたものを全部破って捨てたい。
一体何をして来たんだ。騙してきたんだな。

僕は、自分のバンドで音楽がしたい。
僕の、僕自身の音を突き刺して死にたい。

それだけだった。
今も、そのはずだ。そのはずなのだ。
酸素は薄くなる。

頭が痛いことが多過ぎるな。

0 件のコメント:

コメントを投稿